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(無題)

 投稿者:漁師  投稿日:2009年10月 4日(日)20時27分41秒
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  <ひたちなか市民球場・準決勝第1試合>
波崎柳川020 000 101|4    安藤−杉山
古河一 011 000 000|2    塚原奨−井上

 来春のセンバツ甲子園につながる関東大会出場をかけた本日の茨城県大会準決勝。他県からの偵察の姿も見られた。第1試合は、昨日5回表1−0波崎柳川リードで雨天ノーゲームになり、順延再試合となった古河一と波崎柳川の対戦。果たしてこの雨天順延再試合が選手達にどういった影響を及ぼすか。先発は昨日同様、古河一・塚原奨君、柳川・安藤君、両右腕エース。
 古河一は【1回裏】、四球、ヒットなどで2死2・3塁の先制のチャンスを迎えるも、5番・塚原奨君が遊ゴロに倒れる。
 そして柳川【2回表】の攻撃。2つのヒットで2死2・3塁のチャンスを掴むと、8番・レフト濱浦君が、カウント2−1からの内角ストレートに詰まりながらも左前タイムリーし、昨日に続き柳川が先制する。更に2死1・3塁から続く9番・ショート鈴木望君が、カウント1−2からの甘く入ったストレートを中前タイムリーし、柳川2点目2−0とする。

 古河一先発・塚原奨君、この日MAX131キロのストレートとスライダーを中心に内外角を突く。柳川打線は、昨日塚原奨君のスライダーに対して徹底して手を出さなかったが、今日もスライダーを見て基本はストレート狙い。しかし古河一バッテリーも、それに対して3回以降はスライダーでカウントを取りにいくなど、柳川打線との駆け引きが続く。
 一方、柳川先発・安藤君だが、今日は前半は調子が悪かった。昨日も球は高めに浮いていたが、球威があった分抑えられていた。しかし今日はストレートが走らず、球も高い。2点先制してもらったものの、予断を許さないピッチング内容。

 2点を先制された古河一は【2回裏】、7番・キャッチャー井上主将の右中間への2塁打、四球で2死1・2塁とすると、1番・レフト並木君が、カウント2−1からのストレートを中前タイムリーし、1点を返す(1−2)。しかし一塁走者が三塁を狙うもアウト。1点を返したものの古河一としては痛い走塁ミス。
 しかし古河一は続く【3回裏】、1死から死球とヒットで1死1・3塁のチャンスをつくると、5番・塚原奨君が、初球高めに浮いたスライダーを捕らえ、これが中儀飛となり古河一2−2同点に追い付く。

 同点に追い付かれた柳川は【5回表】、1死2塁のチャンスを迎えるも、古河一内野陣が良く守り得点ならず。
 続く【6回表】にも柳川は、2つのヒットで1死1・3塁とするも、6番・ファースト塚本君が浅い中飛で2死。盗塁で2死2・3塁としたが、7番・センター島田君が空振り三振に倒れ、柳川チャンスを潰す。
 そして柳川は【7回表】、2死から1番・サード辻野君が四球で出塁すると、続く2番・サード山本君の当たりは中前へのヒット。これを古河一・センター鈴木君が後逸してしまい、一塁走者・辻野君が一気に本塁を駆け抜け、柳川相手のミスで1点を勝ち越す(3−2)。尚も2死2塁のチャンスで、3番・ライト菅谷君の中前へ抜けるかという当たりを、古河一・ショート羽鳥君がファインプレーを見せ、柳川の追加点を阻む。
 続く【8回表】にも柳川は、2死から四球とヒットで2死1・2塁とすると、8番・濱浦君の三ゴロを古河一・サード田島君が弾きエラー。ボールがファウルゾーンに転がっている間に二塁走者本塁を狙うも、本塁憤死で追加点ならず。
 柳川1点リードで迎えた【9回表】柳川の攻撃。2つのヒットで1死2・3塁のチャンスをつくると、3番・ライト菅谷君が、初球ファウルの後の2球目をスクイズし、これが見事に決まり、柳川2点差とする貴重な追加点を挙げる(4−2)。

 前半は調子の悪かった柳川・安藤君であったが、尻上がりに球も走り出し、4回以降古河一打線に許したヒットは1本のみ。二塁にも走者を進めさせず、リードを守り切り完投。見事波崎柳川が、5年ぶり2度目の秋季関東大会出場を決めた。

<波崎柳川>
 エース安藤君、今日は前半調子が悪く心配したが、後半は球も走り出して何とかリードを守り切った。今大会は地区予選から全6試合を1人で投げ抜き、関東大会出場に大きく貢献。まさに大黒柱である。関東大会でも安藤君の活躍なしでは戦えない。130キロ前半のストレートに縦のカーブ、スライダー。これがきっちりと低めに決まれば、関東大会でも活躍は期待できる。ただ昨日今日と、球が高めに浮いており、このピッチングだと関東では絶対に通用しない。低めへの制球。これが関東で戦うための絶対条件である。
 守備陣は内外野良く守り、安藤君を助けた。打線は、スライダーを見極めセンター中心にコンパクトに上から叩くバッティングが徹底されており、今日は下位打線も活躍した。準々決勝まで1,2番を打っていたセンターの加瀬君が、関東までに復帰してくれれば攻守が更に安定する。
 今大会から波崎柳川の監督に就任し、母校をいきなり関東大会へ導いた海老原監督。前取手二の監督時代から、取手二復活の足がかりをつくり、その手腕に注目していたが、決して飛びぬけた選手がいるわけでもない普通の県立高校を、監督就任直後に関東大会に導いた手腕は賞賛に値する。関東大会での采配が楽しみである。
 明日の決勝戦もあるが、関東までに攻守を更に磨き、安藤君を助け、関東ではつらつとしたプレーを見せて欲しいです。

<古河一>
 初の関東大会出場はならなかったが、ここまでこれたのは大健闘であり、上位で戦えた経験は大きな収穫である。チームを準決勝に導いたエース塚原奨君は、ひと冬越え来春の成長が楽しみな投手。同じように上背はないが下妻二を夏の甲子園に導いた小松崎投手のような活躍を、夏には見せて欲しい。今日はショート羽鳥君を中心に好守もあったものの、得点につながるエラーもあった。打線も振りが弱く、調子の悪い柳川・安達君を打ち崩せなかった。関東で戦うにはまだまだ攻守に力不足だと受け止め、是非この冬厳しい練習に耐え、攻守に力強くなった姿を来春見せて下さい。楽しみにしております。
 
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