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澤口靖子主演の「さよなら李香蘭」と上戸彩主演の「李香蘭」を観賞して
感じたことを述べてみたい。
どちらも基本的な原作の違いから、監督や演出者の違いからドラマの視点
に違いがあることは頷け、甲乙をつけ難いが、感想を言いたい。
一番違和感を感じたのは中国語に流暢な筈の李香蘭が中国人を演じる日本人
俳優に日本語で会話させていることである。
ドラマに真実性を持たせるならもっと中国人俳優を登場させるか、それが
無理なら声の似通った中国人に発音させて、字幕で日本語を入れれば良い。
外国映画を観ている現代日本人は中国人を演じる俳優に日本語を話させた
り、名前の売れている日本人俳優に無理やり中国語を話させることだと
不自然さは否めない。 李香蘭が日本と中国の間に横たわる文化的な溝
や国益の違いに苦しむのは理解できる。
外国人が流暢な日本語を話したり、日本人が中国語を話すことは両国語に
通じる李香蘭だけにして貰いたかった。
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